通常上映

日本映画名作選

図書館収蔵の日本映画の名作・秀作を上映


会期:11月3日(火・祝)~11月28日(土)※休館日・休映日除く
観覧料:500円(大人)400円(大学生・高校生)300円(中学生・小学生)  

※定員制。各回入替制。
※チケットはすべて当日券。前売り券はありません。(チケットの販売は上映の1時間前からです。)
※障がい者の方は無料。福岡市在住の65歳以上の方は250円。(手帳や保険証などの提示が必要です。)
※「わたすクラブ」会員の方は250円。(会員証の提示が必要です。)


隣の八重ちゃん

監督:島津保次郎 出演:岩田祐吉 飯田蝶子    




11月3日(火・祝)11:00
11月6日(金)11:00
11月14日(土)11:00


1934年/16ミリ/モノクロ/77分/松竹

東京の郊外。新井家には帝大生の恵太郎と中学生の精二がいた。隣の服部家には女学生の八重子がおり、八重子と精二は兄妹のような仲だった。ある日結婚して家を出た八重子の姉・京子が帰って来る。日常のリアリズム描写に定評のある島津監督初のトーキー作品。「あの時代の日本映画にはない新鮮な若さを吹き込んだ点でまさに記念すべき作品」と評価されている。

赤西蠣太 

監督:伊丹万作 出演:片岡千恵蔵 杉山昌三九




11月3日(火・祝)14:00
11月6日(金)14:00
11月13日(金)14:00


1936年/16ミリ/モノクロ/77分/片岡千恵蔵プロダクション

江戸の伊達屋敷に赤西蠣太という風采の上がらない男がやって来る。実は彼は国元から派遣された密偵で、謀反の証拠を手に入れた蠣太は、怪しまれないように国元に帰ろうとする。帰る理由を作るため、蠣太は美女の小波に恋文を書き、振られることを考える。面目を失って逃げ出すという算段だったが、小波から蠣太に好意を寄せているとの返事が来る。
原作は志賀直哉の短編「赤西蠣太の恋」。本作はさらに監督の伊丹万作が脚色しており、ウィットにとんだ軽妙な娯楽作品となった。大スター片岡千恵蔵が主演で、冴えない蠣太と美男子の原田甲斐の二役を演じている。また原作者の志賀直哉が絶賛したことでも知られている。
※本作は古い作品のため状態が良くありません。ご了承ください。

醜聞 スキャンダル

監督:黒澤明 出演:三船敏郎 山口淑子 




11月7日(土)14:00
11月11日(水)11:00
11月15日(日)14:00


1950年/35ミリ/モノクロ/105分/松竹

画家・青江一郎は人気歌手の西條美也と偶然知り合う。二人が話しているところを雑誌記者が写真を撮り、二人のラブロマンスをでっちあげる。怒った青江は雑誌社に乗り込み記者を殴ってしまう。マスコミの過剰なスキャンダリズムをテーマとしているが、コミカルなシーンも多く全体にユーモラスな雰囲気が漂う。巨匠・黒澤明が初めて松竹で監督した作品だが、映画の中心は正義と不正義の間で揺れる弁護士の蛭田に置かれている。

すっ飛び駕 

監督:マキノ雅弘 出演:大河内傳次郎 河津清三郎 




11月7日(土)11:00
11月12日(木)11:00
11月15日(日)11:00


1952年/16ミリ/モノクロ/98分/大映


お数寄屋坊主の河内山宗俊は銭湯で金子市之丞という若侍と出会う。市之丞の父親は棚倉家の家老で、藩の河川改修工事の不正を摘発しようとして殺害されていた。河内山宗俊は、追われる身となった市之丞を助けようとする。子母沢寛の同名小説の映画化。福岡出身の大スター大河内傳次郎他豪華な俳優陣らによる時代劇である。
※作品が古いため状態が良くありません。ご了承ください。

御存知黒田ぶし 決戦黒田城 

監督:加戸野五郎 出演:嵐寛寿郎 伊達正三郎




11月5日(木)11:00
11月8日(日)11:00
11月13日(金)11:00


1960年/35ミリ/モノクロ/74分/新東宝

黒田藩の新免新九郎は名槍「日本号」を藩主・忠之より賜る槍の名手。しかし天草四郎を討ったことでキリシタンの残党に追われる。また黒田藩の世継ぎを巡って藩は分裂、次席家老の安藤は新九郎を暗殺しようとする。黒田騒動を元にした娯楽時代劇。天草四郎の反乱など様々な要素が盛り込まれ史実とは大きく異なる。嵐寛寿郎が柳生十兵衛と宮本武蔵の二役を演じ貫録を見せる。

さらばモスクワ愚連隊 

監督:堀川弘通 出演:加山雄三 伊藤孝雄   




11月5日(木)14:00
11月8日(日)14:00
11月18日(水)14:00

1968年/35ミリ/カラー/97分/東宝


音楽プロモーターの北見は、外務省に勤める友人から、ソビエトでのジャズコンサートを依頼される。打ち合わせのためモスクワに渡った北見は、開放政策に伴い現れたジャズ好きの若者たちがいることを知る。原作は五木寛之の同名小説。60年代のモスクワで撮影されていることも貴重だが、八木正生、日野皓正、富樫雅彦等の日本を代表するジャズミュージシャンが特別出演している。


八月の濡れた砂 

監督:藤田敏八 出演:村野武範 広瀬昌助




11月14日(土)14:00
11月19日(木)11:00
11月28日(土)14:00


1971年/35ミリ/カラー/91分/日活

湘南海岸。高校生の清はレイプされて捨てられた少女早苗と出会う。早苗を助ける清だが、後日早苗の姉の真紀が現れ、清を警察に突き出そうとする。やがて清と清の友人健一郎、早苗、真紀の4人は一緒に遊ぶようになる。日活映画の名作「狂った果実」(56年)の70年代版。湘南海岸はかつての「太陽族」の場所ではなく大衆の海水浴場となっている。若者のやり場のないエネルギーが70年代の時代の雰囲気と共に描かれる。

野蛮人のように 

監督:川島透 出演:薬師丸ひろ子 柴田恭兵




11月11日(水)14:00
11月19日(木)14:00
11月22日(日)14:00


1985年/35ミリ/カラー/108分/東映

15歳で作家デビューし天才と言われた有栖川珠子はスランプだった。憂さ晴らしに街に出た珠子はチンピラの中井と喧嘩になる。そして珠子は、暴力団組長を殺した女と同じ服装をしていたことから追われる身となる。福岡市出身の川島透監督の4作目の監督作品。主人公の珠子を「不思議の国のアリス」に見立てたファンタジックなラブロマンス。テンポ良い演出で見せる娯楽作品で、監督の遊び心に溢れている。

裸足のピクニック

監督:矢口史靖 出演:芹川砂織 浅野あかね  




11月20日(金)11:00
11月23日(月・祝)11:00
11月28日(土)11:00


1992年/16ミリ/カラー/92分/ぴあ=ポニー・キャニオン

高校生の鈴木純子は電車でキセルが見つかり車掌に捕まる。隙をみて逃げ出す純子だがカバンの中身を落としてしまい、学校や家に通報されてしまう。家に帰れない純子は祖母の住む郡山に向かう。「ウォーターボーイズ」(01年)等のヒット作で知られる矢口史靖監督の長編映画デビュー作。純子が次々に不条理な不幸に見舞われていくブラックコメディー。PFFスカラシップ作品として製作された。

原野の子ら 

監督:中山節夫 出演:鳥飼美帆 常田富士男




11月12日(木)14:00
11月21日(土)14:00
11月26日(木)14:00


1997年/35ミリ/カラー/127分/中山映画

教師の田村淑子は熊本市内から阿蘇の分校に赴任し、1~2年生を担任する。教育に悩んでいた淑子はわずか5人の生徒との交流の中でまったく新しい経験をする。淑子は村の風習などを学び、もう何十年も行われていない「牛舞い」の行事を子どもたちと復活させる。阿蘇の自然を背景に1年の歳月を描く物語。淑子の成長の中に「幸せに生きる」とはどういうことかを見つめようとした作品。

扉のむこう 

監督:ローレンス・スラッシュ 出演:根岸健太 小栗研人




11月21日(土)11:00
11月23日(月・祝)14:00
11月27日(金)11:00

2008年/デジタル/カラー/110分/サイズ/英語字幕付き

中学生の宏はある日部屋にこもって出てこなくなる。2年がたち宏は引きこもったままだった。母親は若者の自立支援を行うNPO「青少年自立支援センター」を訪ねる。センター理事の工藤はドアの外から声をかけ、次は部屋に入ることを予告する。日本における引きこもりは百万人を超えると言われ社会問題となっている。監督はイギリス人で、多くの引きこもり家庭に取材し脚本を書いている。本作は引きこもりの原因を探る映画ではなく、それを乗り越える努力を描いている。

僕の帰る場所 

監督:藤元明緒 出演:カウン・ミャッ・トウ ケイン・ミャッ・トウ




11月20日(金)14:00
11月22日(日)11:00
11月27日(金)14:00

2017年/デジタル/カラー/98分/E.x.N/日本語字幕付き

東京のアパートにミャンマー人の4人家族が暮らしていた。ある日父親のアイセが入国管理局に捕まる。母親ケインはカウンとテツという二人の子供を懸命に育てる。そしてミャンマーに帰りたいと思うようになる。「難民申請中」のミャンマー人一家を描いた物語だが、映画は家族の生活に焦点を当て彼らの問題を繊細に描いていく。東京国際映画祭「アジアの未来」部門で日本人初のグランプリと監督賞を受賞した秀作。

上映スケジュール

ページの先頭へ