特別企画

アジア・シネマ・アンソロジー

過去のアジアフォーカス・福岡国際映画祭上映作品を中心に

会期:10月10日(月・祝)~20日(木)※休館日・休映日除く
観覧料:600円(大人) 500円(大学生・高校生) 400円(中学生・小学生)


助成:一般財団法人長瀬映像文化財団   

※定員制。各回入替制。
※チケットはすべて当日券。前売り券はありません。(チケットの販売は上映の1時間前からです。)
※障がい者の方及び福岡市在住の65歳以上の方は300円。(手帳や保険証などの原本の提示が必要です。)
※「わたすクラブ」会員の方は300円。(会員証の原本の提示が必要です。)


スケッチ・オブ・Peking On the Beat
監督:ニン・イン




10月16日(日)11:00
10月20日(木)14:00

1995年/35ミリ/カラー/100分/中国/日本語・英語字幕付き

飯岡幸子(撮影監督)セレクト  

北京の徳勝門分署に新人警官のリエンが配属される。ベテランのクオがリエンの指導にあたる。ある日野良犬に噛まれた酔っぱらいが運び込まれる。狂犬病の疑いがあることから署員全員で野良犬退治を行うことになる。賭博の取り締まりや痴漢騒ぎなどに忙殺される警官の姿がドキュメンタリーのように描かれる秀作。


青いマンゴー  The Raw Mango
 
監督:アモール・パーレーカル




10月16日(日)14:00
10月20日(木)11:00

1999年/35ミリ/カラー/97分/インド/日本語・英語字幕付き

草野なつか(監督)セレクト 

両親を亡くした少女が叔母のターニーの元に預けられる。ターニーは優しいおばさんだが、夫のバウラは粗暴な男で、愛人を囲っていた。少女は学校に通い次第に友達もできるのだが…。映画は少女の視点で描かれるため大人の事情の大半は描かれない。そのためこの映画は少女の楽しい記憶の中の物語が全面に出ている。シンプルな内容だが、美しい詩情をたたえた傑作である。

神に誓って In the Name of God  
監督:ショエーブ・マンスール




10月13日(木)14:00
10月15日(土)14:00

2007年/35ミリ/カラー/168分/パキスタン/日本語・英語字幕付き

パキスタン人の父親を持つイギリス人メリーは、突然父親にパキスタンに連れて行かれ、タリバンの男と強引に結婚させられる。逃げ出そうとするメリーだが、山中に軟禁され、やがて出産する。マンスール監督のデビュー作であり、9.11のテロ以降アメリカで、イスラム教徒がどう迫害されたか、イスラム教徒と異教徒の子どもの宗教についてなど、イスラム教とパキスタンについて数多くの問題提起がされる感動作。アジアフォーカス・福岡国際映画祭観客賞受賞。

きのう、平和の夢を見た Don’t Burn
監督:ダン・ニャット・ミン




10月13日(木)11:00
10月14日(金)14:00

2009年/35ミリ/カラー/105分/ベトナム/日本語・英語字幕付き

1970年ベトナム戦争中の南ベトナム。28歳の女医トゥイは野戦病院で怪我人の手当をしていた。やがて米軍は爆撃されたその野戦病院を発見し、米兵フレッドがトゥイの日記を拾う。フレッドは日記をアメリカに持ち帰り、ベトナム人の妻に翻訳を頼む。この映画は実話を基にしたもので、フレッドが拾った日記は35年後にベトナムに住むトゥイの母親に返還された。福岡観客賞を受賞した感動作。

ナデルとシミン(別離)  Nader and Simin, A Separation
監督:アスガー・ファルハディ




10月10日(月・祝)14:00
10月14日(金)11:00

2011年/35ミリ/カラー/123分/イラン/日本語・英語字幕付き

ナデルとシミンはテヘランに住む裕福な夫婦。妻のシミンは娘のテルメーのために海外移住を考える。しかしナデルにはアルツハイマーの父親がおり、介護のため移住には反対だった。意見が対立し、シミンと別居状態となったナデルは、ラジエーという家政婦を雇う。ある日ナデルはベッドに縛り付けられている父親を見て激怒、ラジエーを家から追い出す。しかしその事が原因でラジエーは流産してしまう。そしてナデルは殺人罪で告訴される。

シヴァランジャニとふたりの女  Sivaranjani and Two Other Women
監督:ヴァサント・S・サーイ




10月10日(月・祝)11:00
10月19日(水)14:00

2018年/デジタル/カラー/123分/インド/日本語字幕付き

南インドのタミル・ナードゥ州で、三つの時代を生き抜く三人の⼥性たちを描くオムニバス映画。1980年、サラスワティは高圧的な夫に対し、初めて口答えをしただけで一切の会話を拒否され、夫は家を出てしまう。1995年、共働きの妻デーヴァキは、彼女の日記が家族の名誉に関わるものと疑われ、非難される。そして2007年、元陸上選手であるシヴァランジャニは、常に夫・姑・娘の世話に追われている。この映画で描かれる約30年の間、彼女たちは女性蔑視の現実に苦しみつつも粘り強く前に進み、最後にシヴァランジャニは大きな飛躍を見せる。

昨夜、あなたが微笑んでいた Last Night I Saw You Smiling
監督:ニアン・カヴィッチ





10月15日(土)11:00
10月19日(水)11:00

2019年/デジタル/カラー/81分/カンボジア・フランス/日本語字幕付き
Asian Film Joint 2022セレクト  

カンボジア、プノンペンにある集合住宅「ホワイト・ビルディング」。1963年建造の歴史ある象徴的な建物で、老朽化しつつも、493世帯が暮らしていた。しかし、政府より唐突に取り壊しが発表される。住人だった監督は、2017年に建物が取り壊されていく様子や、そこに暮らす人々の最後の日々をカメラで追っていく。退去せざるを得ない住人たちの苦悩や、彼らの中にある忘れがたい記憶、そして現代カンボジアの姿も映し出すドキュメンタリーである。

上映スケジュール

ページの先頭へ