ヴィエト・リン監督
ホーチミン市生まれ。ベトナム抗米戦中戦後にドキュメンタリー映画の編集、脚本家としてキャリアをスタートする。79〜85年、全ソ映画大学(現:全ロシア映画大学)監督科に学び、86年に劇映画を初監督。「旅まわりの一座」(88年)をはじめ、「悪魔のしるし」(92年)、「アパートメント」(98年)、「メタオ」(02年)などがベトナムおよびヨーロッパの映画祭で受賞を重ね、日本各地の映画祭でも上映された。作家としても活動し、近年は舞台の演出を手がける。
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ダン・ニャット・ミン監督
1938年、ベトナム・フエ市生まれ。ロシア映画の台本を翻訳し、1965年にドキュメンタリー映画監督、また1973年には劇映画監督としてデビューする。1985年、『十月になれば』でハワイ国際映画祭特別賞受賞。1994年、『帰還』でアジア太平洋映画祭特別賞受賞。2001年には『グアバの季節』でロッテルダム映画祭NETPAC特別賞を受賞している。1999年、日経アジア文化賞受賞。
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