特別企画

映画の中の子どもたち

子どもを描いた日本映画の特集


会 期:平成28年7月17日(月・祝)~8月6日(日)※休館日・休映日除く
観覧料:
600円(大人)500円(大学生・高校生)400円(中学生・小学生)
※定員制。各回入替制。
※チケットはすべて当日券。前売り券はありません。
※障がい者の方及び福岡市在住の65歳以上の方は300円。(手帳や保険証などの提示が必要です。)

※「わの会」会員の方は300円。(会員証の提示が必要です。)


風の中の子供 

監督:清水宏
出演:河村黎吉 吉川満子    




7月21日(金)11:00
7月26日(水)14:00
8月5日(土)14:00


1937年/35ミリ/モノクロ/86分/松竹
©1937松竹株式会社

5年生の善太と1年生の三平の兄弟は夏休みを迎えて大はしゃぎ。ところが父親が会社を辞め私文書偽造の疑いをかけられ連行される。母親は親子三人で強く生きていこうとするが、母親の苦労を知らない三平はいたずらばかりだった。原作は坪田譲治の児童文学の代表作で、映画も清水宏監督の代表作としてよく知られている。映画は38年にヴェネチア映画祭に出品され、好評を博している。

風の又三郎

監督:島耕二
出演:片山明彦 風見章子    




7月17日(月・祝)11:00
7月27日(木)11:00
8月2日(水)11:00


1940年/35ミリ/モノクロ/96分/日活
©日活

東北の小学校。夏休みの後、高田三郎という少年が転校してくる。皆は三郎を「風の又三郎」に違いないと噂する。ある日子どもたちは山に遊びに行く。少年の一人嘉助が迷子になるのだが、嘉助は雨の中でガラスのマントを着て歌う三郎を目撃する。宮澤賢治の小説を映画化した作品。ミニチュアを使った特撮も見事であり原作の詩情を上手く表現した幻想的な作品。※作品が古いため状態が良くありません。ご了承ください。

二十四の瞳 

監督:木下恵介
出演:高峰秀子 夏川静江     




8月2日(水)14:00
8月4日(金)14:00
8月6日(日)14:00


1954年/35ミリ/モノクロ/155分/松竹

昭和3年。大石久子は瀬戸内海小豆島の分校に赴任する。生徒は1年生の12人。久子は島の生活に馴染むのに時間がかかるが、次第に子どもたちもうちとける。しかしある日子どもたちのイタズラで足を痛めて学校を休むことになる。女教師と12人の生徒の戦争をはさむ18年間を描いた感動作。随所に歌われる童謡も叙情性を高めており、木下恵介監督の代表作であり、日本映画を代表する名作となった。

お早う 

監督:小津安二郎
出演:佐田啓二 久我美子     




7月21日(金)14:00
7月23日(日)11:00
7月28日(金)11:00


1959年/35ミリ/カラー/94分/松竹
©1959松竹株式会社

東京郊外の新興住宅地。林家の実と勇の兄弟は英語を習いに行くと嘘をついてよく丸山家でテレビを見ていた。二人はテレビがほしくてダダをこね父親に叱られる。すると二人は口をきかないというストライキを始める。小津安二郎監督の50作目の作品。一種の長屋もののような雰囲気で、テレビが各家庭に普及する当時の騒動がユーモア溢れる作品として描かれる。

泥の河 

監督:小栗康平
出演:田村高廣 加賀まり子    




7月30日(日)14:00
8月3日(木)11:00
8月5日(土)11:00


1981年/35ミリ/モノクロ/105分/木村プロダクション

昭和31年の大阪。食堂を営む板倉夫妻の息子・信雄は、ある日喜一という少年と知り合う。喜一は姉と母親と一緒に川に浮かぶ船に住んでいた。原作は宮本輝の同名小説。本作は小栗康平監督のデビュー作であり、戦後の一風景をモノクロの端正な映像で見事に描き出す。モスクワ映画祭銀賞などを獲得。小栗監督の出世作となった。

少年時代 

監督:篠田正浩
出演:藤田哲也 堀岡裕二     




7月17日(月・祝)14:00
7月22日(土)14:00
7月28日(金)14:00


1990年/35ミリ/カラー/117分/「少年時代」製作委員会
©「少年時代」製作委員会

昭和19年10月。東京で暮らす5年生の風間進二は富山の親戚の家に疎開する。学校の級長の武は快く進二を迎え入れてくれた。しかし武は高圧的な態度でクラスを仕切っていることが分かる。藤子不二雄Aの漫画「少年時代」を原作とした映画。原作者が篠田監督に直接映画化を依頼しており、大人社会の縮図のような子ども達の関係が描かれる。井上陽水の主題歌もヒットした秀作。

絵の中のぼくの村 

監督:東陽一
出演:松山慶吾 松山翔吾     




7月29日(土)11:00
8月3日(木)14:00
8月6日(日)11:00

1996年/35ミリ/カラー/112分/シグロ

絵本作家・田島征三と兄・田島征彦が少年時代を過ごした高知県の田舎を舞台とした作品。昭和23年。絵が好きな征彦と征三の双子の兄弟は、勉強をそっちのけで自然の中で遊びまわっていた。田島征三の同名のエッセイが原作。作者が「生涯で一番大切で、楽しい思い出がつまっている。」と語る少年時代の回想がスケッチ風のドラマとして描かれる。ベルリン映画祭銀熊賞、キネマ旬報主演女優賞(原田美枝子)など高く評価された傑作。

誰も知らない 

監督:是枝裕和
出演:柳楽優弥 YOU




7月20日(木)14:00
7月27日(木)14:00
7月29日(土)14:00

2004年/35ミリ/カラー/141分/
「誰も知らない」製作委員会
©2004-2007「誰も知らない」製作委員会

あるアパートに母親のけい子と4人の子供が越してくる。子供たちの父親はみんな違っており、学校にも通っていなかった。ある日母親がいなくなる。長男の明は母親が戻ることを信じてみんなの世話をする。1987年に東京で実際におきた事件を元に映画化した作品。育児放棄を扱った映画だが、懸命な明の姿が胸を打つ。主演の柳楽優弥は日本人初のカンヌ映画祭主演男優賞を史上最年少で受賞した。

奇跡

監督:是枝裕和
出演:前田航基 前田旺志郎   




7月20日(木)11:00
7月22日(土)11:00
7月30日(日)11:00


2011年/35ミリ/カラー/128分/ 「奇跡」製作委員会
©2011「奇跡」製作委員会

航一と龍之介は大阪に住む小学生の兄弟。家族4人で暮らしていたが、両親が離婚し航一は母親と共に鹿児島に、龍之介は父親と共に福岡で暮らすことになる。航一の願いはまた4人で一緒に暮らすこと。ある日航一は九州新幹線の最初の列車の上りと下りがすれ違う時に奇跡が起きるという噂を聞く。航一は龍之介に声をかけ列車がすれ違う熊本に集合する。  
九州新幹線開通記念として企画された作品。主役の二人はお笑いコンビ「まえだまえだ」として活躍する実の兄弟。二人を主役にしたことで映画の内容が大きく変わったと是枝監督は語っており映画でも素晴らしい存在感を見せる。現在アイドルとして活躍する橋本環奈なども子役として出演。夢を持つ子どもたちへの温かい視線に溢れる秀作である。

なつやすみの巨匠

監督:中島良
出演:野上天翔 村重マリア     




7月23日(日)15:00
7月26日(水)11:00
8月4日(金)11:00

2015年/デジタル/カラー/112分/
「なつやすみの巨匠」製作委員会
©なつやすみの巨匠製作委員会

福岡市能古島に住む4年生のシュンは父親から古いビデオカメラをもらう。映画好きのシュンは友達と映画を作ろうとするのだがヒロインが見つからない。ある日シュンはユイという少女を見つけ「お前を女優にする」と口説き始める。福岡市出身の入江信吾が脚本を執筆。子ども達も福岡でオーディションされた。福岡の魅力が凝縮したようなノスタルジックな作品。


上映スケジュール

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