通常上映

日本映画名作選

図書館収蔵の日本映画の秀作・名作を上映


会 期:9月5日(水)~9月24日(月・休)※休館日・休映日除く
観覧料:500円
(大人) 400円(大学生・高校生) 300円(中学生・小学生)
※定員制。各回入替制。
※チケットはすべて当日券。前売り券はありません。
※障がい者の方は無料。福岡市在住の65歳以上の方は250円。(手帳や保険証などの提示が必要です。)

※「わの会」会員の方は250円。(会員証の提示が必要です。)


 

監督:内田吐夢 出演:小杉勇 風見章子     




9月5日(水)14:00
9月17日(月・祝)14:00


1939年/16ミリ/モノクロ/94分/日活

勘次一家は4人家族で妻は亡くなっていた。ある時舅の卯平は不注意から火事を出してしまう。長塚節の原作小説は農民文学の代表作。土にしがみつく農民の救いのない生活が丹念に描かれる。撮影は3年の長期に及び、地味な文学映画にも関わらず大ヒット、内田吐夢監督の戦前の代表作となった。※映画は冒頭とラストが欠落していますが、現存する唯一のものですのでそのまま上映します。ご了承下さい。

あの旗を撃て 

監督:阿部豊 出演:大河内伝次郎 河津清三郎     




9月6日(木)11:00
9月15日(土)14:00

1944年/35ミリ/モノクロ/108分/東宝

太平洋戦争中のフィリピン・マニラ。12歳の少年トニーは車にはねられ歩けなくなる。トニーは日本兵・池島と親しくなり、池島はトニーを軍医に見せ手術をすることになる。陸軍省の後援で製作された戦意高揚を目的とした作品。ほとんどがフィリピンで撮影されており、フィリピンの大監督ヘラルド・デ・レオンが協力している。映画の完成度は高く戦争映画の大作である。

桃太郎  海の神兵

演出:瀬尾光世    




9月6日(木)14:00
9月16日(日)11:00


1945年/35ミリ/モノクロ/74分/松竹動画研究所 

太平洋戦争末期。鬼ヶ島に住む鬼退治のため、桃太郎を隊長として、サル、キジ、イヌ、クマたちによる落下傘降下作戦が開始される。童話の桃太郎を使った戦意高揚を目的に製作されたアニメーション映画。海軍省の後援を得て、制作スタッフ70名、製作費27万円(現在の金額で数億円になる)の破格の条件で製作された日本初の本格的長編アニメーション。その技術水準の高さはディズニーにも匹敵する。

歌うエノケン捕物帖

監督:渡辺邦男 出演:榎本健一 笠置シズ子     




9月7日(金)11:00
9月17日(月・祝)11:00


1948年/16ミリ/モノクロ/78分 エノケンプロ=新東宝


江戸の駕籠かき権三と助十のコンビは、怪しい浪人を目撃したことで殺人事件に巻き込まれ、二人の住む長屋は大騒ぎとなる。当時一世を風靡したエノケン主演のコメディ映画の快作。「東京ブギウギ」など戦前戦後の名曲が、替え歌としてふんだんに使用されている歌謡オペレッタ映画。

地獄門

監督:衣笠貞之助 出演:長谷川一夫 京マチ子    




9月7日(金)14:00
9月16日(日)14:00


1953年/35ミリ/カラー/88分/大映

平清盛の留守を狙って反清盛派の反乱がおきる。上皇とその妹を救うため側近の侍女・袈裟が身代わりとなり牛車に乗る。盛遠はその牛車の警護を任され、敵を蹴散らすのだが、盛遠は袈裟の美しさに心を奪われてしまう。菊池寛の小説「袈裟の良人」の映画化。大映初のカラー作品であり、豪華絢爛たる時代絵巻は、カンヌ映画祭グランプリやアカデミー外国語映画賞などを受賞する。

真昼の暗黒 

監督:今井正 出演:草薙幸二郎 松山照夫     




9月8日(土)11:00
9月21日(金)14:00


1956年/35ミリ/モノクロ/124分/現代ぷろだくしょん

1951年。瀬戸内海の三原村で老夫婦が殺害される。翌日小島という男が逮捕され、自白により4人の男が共犯者として逮捕される。裁判となり検察は5人の共犯を主張するが、共犯として逮捕された植村の弁護士は小島の単独犯行を主張する。本作は実際に起きた殺人事件(八海事件)を映画化したもの。橋本忍による見事な脚本を社会派の巨匠・今井正が緊迫感溢れる力作としている。

メソポタミア

製作:堀場伸世     




9月9日(日)11:00
9月13日(木)11:00


1957年/35ミリ/カラー/72分/日本映画新社=東宝

1956年9月から翌年5月まで行われた東京大学イラク・イラン遺跡調査団に随行して製作されたドキュメンタリー。15名の調査団は遺跡を発掘し、4千年から8千年前の農民の生活を調査した。その他バクダッドの街並みや、東洋のベニスと言われたバスラ、キルクークのパイプラインなど変わりゆくエジプト、イラク、イランの姿が収められている。

切られ与三郎

監督:伊藤大輔 出演:市川雷蔵 淡路恵子   




9月9日(日)14:00
9月22日(土)11:00


1960年/35ミリ/カラー/94分/大映

江戸の蝋燭問屋の息子与三郎は、家の跡取り問題から逃げるために家を出る。与三郎は木更津でお富という女と出会い駆け落ちをしようとするが、お富を囲う網元にばれて捕まり、海に投げ込まれる。「死んだはずだよ、お富さん」の歌謡曲で知られる歌舞伎の映画化。カメラマン宮川一夫の流麗なカメラワークや監督独特の移動撮影などが美しい。

ゼロの焦点 

監督:野村芳太郎 出演:久我美子 高千穂ひづる     




9月21日(金)11:00
9月24日(月・休)14:00


1961年/35ミリ/モノクロ/95分/松竹

鵜原憲一は広告会社の金沢出張所長だった。ところが憲一は突然失踪してしまう。妻の禎子と部下の岡田は憲一の行方を捜して金沢に向かうが、まったく原因がつかめない。ベストセラーとなった松本清張の同名小説の映画化。憲一の過去を追求するうちに次々に新しい事実が浮かび上がるサンペンス・ミステリーである。

ニッポン無責任時代

監督:古澤憲吾 出演:植木等 重山規子     




9月14日(金)11:00
9月23日(日)11:00


1962年/35ミリ/カラー/86分/東宝

口八丁、手八丁の男・平均(たいらひとし)は、太平洋酒の中でその調子の良さを武器に、コネと人脈で次々に出世していく。コミックバンド「ハナ肇とクレージーキャッツ」のボーカルとして活躍した植木等の初主演映画。この映画がヒットしたことから植木等主演映画が多数製作された。生真面目な日本型のサラリーマンに対する優れた風刺としても見ることができる娯楽作品の秀作。

花と龍

監督:山下耕作 出演:中村錦之助 佐久間良子     




9月14日(金)14:00
9月22日(土)14:00


1965年/35ミリ/カラー/97分/東映

明治末期の北九州・門司。玉井金五郎は一旗揚げようと四国から北九州にやって来る。石炭を船に積み込む沖仲士になった金五郎は出世し、やがて玉井組が誕生する。火野葦平の小説「花と竜」の映画化。玉井金五郎は実在の人物で火野葦平の父親。若き玉井金五郎の熱血溢れる青春映画で、中村錦之助が明るいタッチで金五郎を演じる。

喜びも悲しみも幾歳月

監督:木下恵介 出演:佐田啓二 高峰秀子     




9月8日(土)14:00
9月12日(水)14:00


1957年/35ミリ/カラー/159分/松竹

昭和7年、新婚の有沢四郎ときよ子の夫婦は観音崎灯台に赴任する。その後北海道の石狩灯台、九州五島の女島灯台、佐渡の弾崎灯台など全国の灯台に赴任していく。「二十四の瞳」と共に木下恵介監督作品として最も有名な作品。灯台守夫婦の25年に渡る年代記であり、それはそのまま激動の昭和史とも重なっている。日本の風景に溶け込んだささやかな庶民の生活への賛歌である。。

柳川堀割物語

監督:高畑勲     




9月13日(木)14:00
9月23日(日)14:00


1987年/16ミリ/カラー/167分/二馬力

福岡県柳川市。84年にドブ河と化した水路を埋め立て駐車場にする都市計画ができる。ところが柳川市の係長は水路を浄化して人々の生活に役立てることを提案し、柳川の水路はよみがえる。今年亡くなったアニメーション映画の巨匠・高畑勲によるドキュメンタリー映画。製作は宮崎駿。柳川の水路の歴史や、水路が人々とどう関わっているかを詳細に記録した作品。

水の中の八月

監督:石井聰亙 出演:小嶺麗奈 青木伸輔     




9月20日(木)14:00
9月24日(月・休)11:00


1995年/35ミリ/カラー/118分/
「水の中の八月」製作委員会

高校生・葉月泉は桑島真魚と出会い恋人同士になる。その頃福岡市では「石化病」という謎の奇病が流行していた。「狂い咲きサンダーロード」などで知られる福岡市出身の石井聰亙監督によるSFファンタジー。不思議な能力に目覚めた少女とそれにより起きる事件の物語だが、ほとんどが志賀島や福岡市内などで撮影されており、地元・福岡のスタッフも数多く参加している。

上映スケジュール

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