通常上映

インド映画特集

図書館収蔵のインド映画の上映


会 期:平成30年12月1日(土)~24日(月・休)※休館日・休映日除く
観覧料:500円
(大人) 400円(大学生・高校生) 300円(中学生・小学生)
※定員制。各回入替制。
※チケットはすべて当日券。前売り券はありません。
※障がい者の方は無料。福岡市在住の65歳以上の方は250円。(手帳や保険証などの提示が必要です。)

※「わの会」会員の方は250円。(会員証の提示が必要です。)


神の戯れ The Play of God

監督:ジャヤラージ 出演:スレーシュ・ゴーピ マンジュ・ワーリヤル     




12月6日(木)14:00
12月8日(土)14:00


1997年/35ミリ/カラー/128分/インド
日本語・英語字幕付き

南インド。ケーララ州の民族芸能テイヤムのダンサー、ペルマラヤンは領主の娘ターマラに一目ぼれし、二人は結婚する。テイヤムの仲間であるパニヤンは友人を装いながら実はペルマラヤンを憎んでおり、ターマラが不貞を働いている妄想をペルマラヤンに植え付けていく。愛するがゆえに裏切りを許せないペルマラヤンは、ターマラを殺害してしまう。  
シェークスピアの「オセロ」を下敷きにした作品で、民俗芸能テイヤムの世界で物語は展開する。テイヤムの過激なダンスがきちんと描かれていることも本作の特徴。主演のスレーシュ・ゴーピは娯楽映画の大スターだが、本作により一躍演技派俳優として高く評価された。緊迫感ある見事な傑作である。

詐欺師 Shree 420

監督:ラージ・カプール 出演:ラージ・カプール ナルギス     




12月1日(土)14:00
12月9日(日)14:00


1955年/35ミリ/モノクロ/171分/インド
日本語字幕付き

ラージューは職を求めて大都会ボンベイにやって来る。ラージューは金持ちの女性マーヤーと知り合うが、いかさま賭博の仲間にされてしまう。あっという間に金持ちになるラージューだが、彼が好きだった女教師のヴィディヤーは堕落したラージューから去っていく。主演のラージ・カプールは当時の大スター。チャップリンを思わせる出で立ちなどコメディ的な要素も多く、50年代インド映画の代表作として知られている傑作。
( 途中5分の休憩あり)

大地のうた Pather Panchali

監督:サタジット・レイ 出演:シュビル・バナルジー ウマ・ダーシュグプト     




12月1日(土)11:00
12月12日(水)14:00

1955年/35ミリ/モノクロ/125分/インド
日本語字幕付き

ベンガル地方の村。少年オプーの父親ホリホルは最上位カーストのバラモンだったが、収入は低く生活は苦しかった。家にはホリホルの親戚の老女インディルが同居していたが、ある日家族との諍いで家出し死んでしまう。インド映画の世界的巨匠サタジット・レイのデビュー作。当時のインドでは歌も踊りもない映画がヒットするなど稀有の事であった。世界中で上映されインド映画を世界に知らしめた傑作である。

紙の花 Paper Flower

監督:グル・ダット 出演:グル・ダット ワヒーダー・ラフマーン     





12月2日(日)14:00
12月7日(金)14:00


1959年/35ミリ/モノクロ/149分/インド
日本語字幕付き 

1930年代。ボンベイの人気監督スレーシュは次作のヒロインを探していた。ある日スレーシュはシャーンティという女性と知り合い、次作のヒロインは彼女だと決断する。そして二人は次第に惹かれあっていく。50年代インド映画界の代表的監督として評価されているグル・ダットの代表作。スレーシュをグル・ダット自身が演じており、本作はグル・ダット監督の自伝的作品と言われている。

サーカス The Circus Tent

監督:アラヴィンダン 出演:ゴーピ ヴェヌ     




12月5日(水)14:00
12月8日(土)11:00


1978年/35ミリ/モノクロ/130分/インド
日本語字幕付き


サーカスの一座が南インド・ケーララ州の田舎の村にやって来る。役所に手続きをしてテントを建て、宣伝のために村を練り歩く。自転車の曲乗りや動物の芸などある。子供たちは驚きと歓喜の表情を浮かべる。アラヴィンダン監督はもともとこの作品をドキュメンタリーとして企画していたが、最終的には簡単な物語を含んだドキュメンタリーとなった。何気ないスケッチのような描写に、詩情が溢れる。

モノローグ Monologue

監督:アドゥール・ゴーパーラクリシュナン 出演:アショーカン ショーバナ    




12月5日(水)11:00
12月15日(土)14:00


1987年/35ミリ/カラー/126分/インド
日本語・英語字幕付き

孤児のアジャヤンは人格者の医者に息子として育てられる。運動でも勉強でもずばぬけた成績を示すアジャヤンは次第にみんなに疎まれていく。大学で自分の殻に閉じこもるアジャヤンをいやすのは美しい兄嫁だった。物語はアジャヤンの独白で進行するが、自分を見つめなおすアジャヤンの話はその都度変化していく。知的な構成の作品で、監督は黒澤明監督の「羅生門」が本作のヒントであると語っている。

ぼくの家出 Shelter

監督:シヴァン 出演:タルン・クマール パールヴァティ     




12月9日(日)11:00
12月21日(金)11:00


1991年/35ミリ/カラー/93分/インド
日本語・英語字幕付き

ヴィヌは8歳の少年。彼の両親は教育熱心で、勉強に疲れたヴィヌは学校に行くのが嫌になる。そしてある日ヴィヌは家出し、田舎の祖父の家に向かう。インドのケーララ州は教育水準の高い州であり、映画に登場するヴィヌの親は珍しくない。ヴィヌは家出することで様々なことを学ぶ。過度な教育熱の中で忘れられているものを優しく描いた作品。

悲哀 Pathos

監督:ジャヤラージ 出演:ヴァーヴァッチャン エリヤンマ     




12月2日(日)11:00
12月6日(木)11:00


1999年/35ミリ/カラー/76分/インド
日本語・英語字幕付き

チャーコーチャンとチェーチャンマはゴム農園を持つ老夫婦。二人の一人息子ソニーはアメリカで仕事をしていた。ある日ソニーは二人が住む家を売り払い、老人ホームに行くように言う。南インド・ケーララ州を舞台とした物語。映画で描かれる老夫婦の悲惨な状況はけして誇張ではなく、数多くの事例を取材したもの。雨季の時期の暗い雰囲気を利用した画面作りが効果を上げている。

シャドー・キル Shadow Kill

監督:アドゥール・ゴーパーラクリシュナン 出演:オドゥヴィル・ウンニクリシュナン スクマーリ     




12月7日(金)11:00
12月15日(土)11:00


2002年/35ミリ/カラー/90分/インド
日本語・英語字幕付き

1940年代。インド南部トラヴァンコール藩の死刑執行人カーリヤッパンは、処刑した男が無実だったのではないかという思いにとらわれる。そんな時王様から死刑執行の命令が下される。当時のインドでは死刑執行人は王様により身分を保証されており、神に近い存在とされていた。映画は死刑に対する罪の問題と、死刑執行人もまた普通の人間であることを描いている。

ひと呼吸 A Breath

監督:サンディープ・サーヴァント 出演:アルン・ナラヴレー アシュヴィン・チトゥレー     





12月13日(木)11:00
12月22日(土)14:00


2003年/デジタル/カラー/107分/インド
日本語・英語字幕付き

7歳の少年パルシュラームは悪性腫瘍のため両目を摘出しなければならなくなる。手術を待つ間みんなで彼の不安を取り除く努力をする。ところが病院の事情で手術の日が延期になる。映画の舞台はインド西部の都市プネー。実話を基にしており、少年のために何ができるかを考えさせる感動作。インド国内映画祭で最優秀作品賞と最優秀子役賞を受賞している。

愛は至高のもの Love is God

監督:スンダル C.   出演:カマルハーサン マーダヴァン     




12月13日(木)14:00
12月16日(日)14:00


2003年/35ミリ/カラー/155分/インド 
日本語・英語字幕付き

悪天候のため飛行機に乗れなかったアンバラスは、やむなくホテルに泊まる。翌日も街は洪水で、アンバラスは同室になったおしゃべりな男ナンラシヴァムと一緒に陸路でチェンナイを目指す。悪戦苦闘しながら二人の旅は続く。歌と踊りをふんだんに盛り込んだ南インド・タミル語の娯楽作品。娯楽性に溢れた前半と、社会的なメッセージを持つ後半とでまるで2本の映画を見ている気分になれる大ヒット作。
(途中5分の休憩あり)

へだたり At a Distance

監督:シャーマプラサード  出演:プイトヴィラージ キートゥ・モハーンダース     




12月14日(金)11:00
12月22日(土)11:00

2004年/35ミリ/カラー/92分/インド
日本語・英語字幕付き

70年代の南インド・ケーララ州。作家ニールの母親は裕福な家庭に育ち、ニールと妹のローズにも口うるさく洋風の作法を教える。ローズは足に障がいがあり家に閉じこもりがちだった。テネシー・ウィリアムズの「ガラスの動物園」を翻案した作品。作家ニールが過去を回想する形で進行する。出口のない現実の中で起きる悲劇が端正で繊細な映像で綴られていく。

私はガンディーを殺していない I did not Kill Gandhi

監督:ジャヌ・バルア  出演:アヌパム・P. ケール ウルミラー・マートーンドカル     




12月14日(金)14:00
12月23日(日・祝)11:00


2005年/35ミリ/カラー/104分/インド
日本語・英語字幕付き

大学教授のウッタムは退職後、認知症の兆候が現れる。ウッタムの症状は次第にひどくなり自分がガンディーを殺したという妄想に取りつかれる。インド独立の父といわれるガンディーは1948年に殺害されている。平和のシンボルでありインドの象徴ともいえるガンディーだが、監督は今ガンディーが忘れられようとしているのではないかという強烈なメッセージを映画に込めている。第一回福岡観客賞を受賞した傑作。

僕はジダン Little Zizou

監督:スーニー・ターラープルワーラー  出演:ボーマン・イーラーニー ゼノビア・シュロフ     




12月16日(日)11:00
12月21日(金)14:00


2007年/35ミリ/カラー/101分/インド
日本語・英語字幕付き

ムンバイに住む少年ザークスは大のサッカーファン。彼の父親クダーイージーはゾロアスター教の宗教指導者だった。そんなクダーイージーを新聞社のボーマンは批判する。しかしザークスはボーマン家の娘リアナが大好きだった。ペルシャ系インド人パールシーのコミュニティをコミカルに描いた作品。テンポの良い展開と漫画を取り込んだ娯楽作品。

ようこそサッジャンプルへ Welcome to Sajjanpur

監督:シャーム・ベネガル  出演:シュレーヤス・タルバデー アムリター・ラーオ     




12月19日(水)14:00
12月24日(月・休)14:00


2008年/35ミリ/カラー/137分/インド
日本語・英語字幕付き

インド中部の村サッジャンプル。小説家志望のマハーデーウは仕事がなく、やむなく手紙の代筆業を始める。多くの人が手紙の代筆に訪れるが、ある日彼が好きだった女性カムラーがやって来る。カムラーはすでに結婚していたが、マハーデーウは何とか二人の仲を裂こうと考える。携帯電話もメールも使えるのに多くの人が字が書けない現代インドの問題がチクリと皮肉られている。軽妙な語り口とコミカルな物語展開が見事な作品。

カシミールの秋 Autumn

監督:アーミル・バシール  出演:レザ・ナジ シャハナワズ・バット    




12月20日(木)11:00
12月23日(日・祝)14:00


2010年/35ミリ/カラー/101分/インド
日本語・英語字幕付き

ラフィークはカシミールの分離・独立運動に加わろうとするが、拒否されてしまう。やむなく新聞配達の仕事をしながら父親と暮らすラフィーク。町には軍人が溢れ、時折自爆テロが起きる。ある日テロに遭遇した父親はそれ以来病気になってしまう。パキスタンに接するインドのカシミール地方はテロ組織の活動が活発である。監督は「真のカシミールの姿を伝えたいと」映画化したものである。

妻は、はるか日本に The Japanese Wife

監督:アパルナ・セン  出演:ラーフル・ボース 高久ちぐさ     




12月20日(木)14:00
12月24日(月・休)11:00


2010年/35ミリ/カラー/105分/インド
日本語・英語字幕付き

ベンガル州の田舎町。学校の教師スネモホイは、学生時代に雑誌でペンフレンドを求める日本女性・ミヤゲの記事を読み、彼女と文通を始める。ミヤゲは19歳の女性で二人は3年の文通を続ける。ある日スネモホイに結婚の話が来た事を知ったミヤゲは、まだ会ったこともないスネモホイに結婚を申し込む。イギリス在住の作家クナル・バスの小説の映画化。夢を見るような純粋でプラトニックなラブストーリーである。


上映スケジュール

ページの先頭へ