パテベビー 誕生100周年

 

 

                             




     パテベビーのロゴマーク

今からちょうど100年前の1922年(大正11年)、パテベビー(Pathé-Baby)という9.5mm幅の小型フィルムがフランスのパテ社から発表されました。以降、戦後に8mmフィルムが主流となるまで、日本でも9.5mmフィルムが個人・家庭用のホーム・ムービーとして普及し、当時を映し出す貴重な映像が記録されました。
 総合図書館フィルムアーカイヴでは、実際に撮影されたパテベビーのフィルムを保存しています。昭和5年の博多祇園山笠・櫛田入りの様子、昭和8年の百道海水浴場の風景、福岡市西区の愛宕山の頂と麓を往復するロープウェイ(昭和3年より愛宕索道株式会社が運行。当時はケーブルカーと呼ばれていた。)など、活気ある当時の福岡の様子がパテベビーの映像を通して現代によみがえります。
 100周年にあたり、世界中で数多くの記念イベントやプロジェクトが企画され、欧州ではアマチュア映像の保存や研究に取り組む非営利機関であるINEDITSが、世界14か国のパテベビー映像をもとにした映画「9 1/2」を今年10月に発表します。この映画には、当館から約90年前の福岡の映像を提供する予定です。(企画/監督: Anna Briggs, Michele Manzolini, Mirco Santi 製作:Home Movies/Archivio Nazionale del Film di Famiglia)
 なお、映像ホール・シネラ内ではパテベビーのフィルムや撮影機・映写機の実物展示も行っていますので、この機会にぜひご覧ください。


                 撮影機                      


映写機