講演  

「イラン映画史の宝物」


7月11日(日)14:30~


講師: ショーレ・ゴルパリアン
(通訳翻訳家/プロデューサー)



イラン生まれ、大学卒業後1979年初来日。1982年よりイラン・イスラム共和国大使館で大使秘書として勤務。1989年帰国後イラン・イスラム共和国放送で「北の国から」「はね駒」など日本作品を紹介、字幕翻訳を担当。1992年再来日し、NHKでの通訳の仕事を契機に日本でイラン映画に携わり始める。多くのイラン映画作者の作品を日本に紹介し、日本映画のイラン公開にも尽力する。2014年より東京藝術大学の特任助教、2019年より客員教授に就任。10数年にわたり、数本の合作映画をプロデュースし、2020年イラン日本合作映画「ホテルニュームーン」の完成後、全国公開中。2018年日本とイランとの文化交流促進の功績を評価され外務大臣表彰、2019年日本映画ペンクラブ特別功労賞受賞。2020年旭日双光章を受章。
※講演は有料で「イラン映画の巨匠たち」の観覧料と同額です。※開場は開演の30分前。


「イラン映画を福岡の宝物に」プロジェクトについて  

福岡市総合図書館のフィルムアーカイヴには3千本を超える映画が保管されています。特にアジア映画は、アジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映された作品を中心に850本を超えています。このアジア映画の収集・保存は世界的に見ても貴重な活動で、日本中のアジア映画ファン、また映画研究者にとってなくてはならない施設となっています。
その中でも特にイラン映画は、中国・韓国・インドと並び60本以上が保管されており、1969年製作の「牛」から現代までのイラン映画の歴史を網羅する、貴重なコレクションとなっています。今後も収集を充実させて、質量ともに世界に誇れるコレクションにしようと、民間の有志が立ち上げたのが「イラン映画を福岡の宝物に」プロジェクトです。
具体的には、イラン映画の歴史に残る優れた作品のデジタル版を毎年2本程度購入して、総合図書館に寄託(将来的には寄贈)していただきます。今回その第一弾として「牛」と「クローズ・アップ」が寄託されました。「イラン映画の巨匠たち」で上映されるこの2作品は、35ミリプリントから作成されたデジタル版です。素晴らしいイラン映画の歴史的名作を、ご堪能下さい。
総合図書館としても、このプロジェクトの今後の活動に期待しているところです。



上映スケジュール