企画上映

アーカイブ・コレクション Part17

草野なつか監督特集


①トークイベント
 9/21(土)「螺旋銀河」上映後 15:20-16:20予定(入場無料)
 登壇者:草野なつか氏(映画監督)
②草野なつか監督によるQ&A:
 9/22(日)11:00の回/14:00の回それぞれ上映後20分程度予定

会 期: 9/21(土)~9/23(月休)
観覧料: 
大人=600円/大学生・高校生=500円/中学生・小学生=400円/福岡市在住の65歳以上の方・「わたすクラブ」会員・
障がい者の方および介護者の方1名=300円(要証明書・会員証原本提示)
◎すべて福岡市総合図書館2024年新規収蔵/草野なつか監督作品



草野なつか (くさの・なつか)
1985年神奈川県出身。2014年、「螺旋銀河」(第10回CO2助成作品)で長編映画を初監督。長編2作目である本作「王国(あるいはその家について)」は、ロッテルダム国際映画祭2019、第11回恵比寿映像祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭などで上映される。最新作の短編「夢の涯てまで」が、マルセイユ国際映画祭2023でワールドプレミア上映されるなど、常に世界中の映画評論家から注目を集めている。


9/21土14:00

螺旋銀河

2014/日本/デジタル/73分/カラー
脚本:高橋知由 草野なつか
出演:石坂友里 澁谷麻美 中村邦晃 恩地 徹 石橋征太郎





長編初監督作品。シナリオ学校に通う綾(石坂友里)の原稿が学校課題のラジオドラマに選ばれるが、共同執筆者を立てることが放送の条件だと言われる。偶然言葉を交わした会社の同僚・幸子(澁谷麻美)のおとなしい性格に目をつけ、共同執筆者に仕立て上げようとする。対照的な二人の関係による「ラジオドラマの共作」は、やがて彼女達を奇妙な空間へと誘う。


9/22日祝14:00 9/23月休14:00

王国(あるいはその家について)
Domains

2018/愛知芸術文化センター・愛知県美術館/デジタル/150分/カラー/日本語

脚本:高橋知由
出演:澁谷麻美 笠島智 足立智充 龍健太
9/23(月祝)14:00は英語字幕付き上映 



脚本の読み合わせやリハーサルを、俳優が役を獲得する過程=“役の声を獲得すること”と捉え、同場面の別パターンまたは別カットを繰り返す映像により表現する。ドキュメンタリーと劇で交互に語るその手法は脚本が持つ可能性をも反復し、友人や家族という身近なテーマによる人間の心情に迫ることに挑戦している。新たな映像言語を紡いだ本作は、2019年英ガーディアン紙・英国映画協会〈BFI〉による年間ベスト作品に選出された。


9/22日祝11:00

そこからなにがみえる_現在地

2019/日本/デジタル/10分/カラー 
出演:さいとうよしみ

『そこからなにがみえる』という未完の連作の一作目。毎日日記を朗読してネットに上げている女性「よしみさん」の日常。




王国(あるいはその家について)64分版

2017/愛知芸術文化センター・愛知県美術館/64分/デジタル/カラー 

愛知芸術文化センター・愛知県美術館オリジナル映像作品として制作された制作された『王国(あるいはその家について)』の初上映版。監督自身が完全版と呼ぶ【150分版】と一貫した手法を取りながらも、単なる短尺版に留まらない別作品としての顔を見せ、映画の可能性を感じさせる。




9/23月休11:00

Home Coming Daughters

2021/日本/デジタル/17分/カラー 
出演:澁谷麻美

監督の草野が自身の母親にインタビューをし、その文字起こしを女優・澁谷麻美が読み上げる、朗読作品。
かつては娘だった母親。そしてその娘。彼女たちが過ごしてきた時間と家の物語。




王国(あるいはその家について)64分版

2017/愛知芸術文化センター・愛知県美術館/64分/デジタル/カラー 

愛知芸術文化センター・愛知県美術館オリジナル映像作品として制作された制作された『王国(あるいはその家について)』の初上映版。監督自身が完全版と呼ぶ【150分版】と一貫した手法を取りながらも、単なる短尺版に留まらない別作品としての顔を見せ、映画の可能性を感じさせる。




上映スケジュール

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