Asian Film Joint 2024 プレイベント

アノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督特集(トークあり)
&Asian Film Joint 2024 プログラム解説トーク

Asian Film Joint 2021で特集したタイの女性監督アノーチャ・スウィチャーゴーンポン。この度、2006年カンヌ国際映画祭でタイの短編映画として史上初の公式出品を果たし、彼女のキャリアを形作るきっかけとなった短編「グレイスランド」が福岡市フィルムアーカイヴに新規収蔵したことを記念して、1日限りの特集上映を実施。 
アノーチャ・スウィチャーゴーンポン(監督)によるトーク、Asian Film Joint 主宰・三好剛平氏による「Asian Film Joint 2024 プログラム解説トーク」を催します。


11月2日(土)
主催:映像ホール・シネラ実行委員会/協力:Asian Film Joint
観覧料:大人=500円/大学生・高校生=400円/中学生・小学生=300円/福岡市在住の65歳以上の方・「わたすクラブ」会員=250円(要証明書・会員証原本提示)/障がい者の方および介護者の方1名=無料(要証明書提示)


◎すべて福岡市総合図書館収蔵作品

11/2土 11:00

暗くなるまでには
By the Time It Gets Dark

2016/タイ=フランス=カタール=オランダ/105分/カラー/日本語字幕付き

©Electric Eel Films






1976年タイのタマサート大学で、左派学生と市民活動家らの集会に警察が乗り込み、百人以上もの死者を出した「血の水曜日虐殺事件」が起こる。映画は一人の映画監督が、この集会に参加していた元活動家の女性作家へインタビューする場面から始まる。並行して有名俳優や飲食店の女性店員らの人生も語られ、徐々にタイの現在が浮かび上がってくる。

11/2土 14:00
※2作品上映後、15:45よりアノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督によるトーク、Asian Film Joint 主宰・三好剛平氏による「Asian Film Joint 2024 プログラム解説トーク」を催します(15:45-17:30予定/トークおよびプログラム解説トークのみの入場は無料)

ありふれた話
Mundane History

2009/タイ/82分/カラー/日本語字幕付き/35mmフィルム上映

©Electric Eel Films




事故によって下半身付随となった青年エークの介護のために、看護師のパンが雇われる。権威主義的な家長である父親と微妙な関係にあり常に不機嫌なエークだったが、献身的に介護を続けるパンへ徐々に心を開いてゆく。象徴的な家を舞台にした〈ありふれた日常〉の物語は現代タイ社会の寓話であり、やがて宇宙と生命の神秘的イメージへと接続していく。

グレイスランド
Graceland

2006/タイ/17分/カラー/日本語字幕付き

©Electric Eel Films



エルヴィス・プレスリーの扮装をした若い男と、いわくありげな年上女性。バンコクの夜の街で出会った二人は、互いの名前も行く先も分からぬまま都会から遠く離れた郊外へと向かう。監督の知名度を高めた一作。


上映スケジュール

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