通年上映
アーカイヴ発見
収蔵作品のなかから、実験映画、日本・アジアの現代映画など機会の少ないレア作品を土曜の夕方に上映します(一部期間を除く)。
観覧料:
大人=500円/大学生・高校生=400円/中学生・小学生=300円/福岡市在住の65歳以上の方・「わたすクラブ」会員=250円(要証明書・会員証原本提示)/障がい者の方および介護者の方1名=無料(要証明書提示)
6/29土17:00
松本俊夫集B
(松本俊夫監督7作品/計55分/16ミリフィルム上映)
モナ・リザ 1973/日本/カラー/3分
色即是空 1975/日本/カラー/8分
アートマン 1975/日本/カラー/12分
エニグマ(謎) 1978/日本/カラー/3分
リレーション(関係) 1980/日本/カラー/8分
SHIFT 1982/日本/カラー/9分/16ミリ
エングラム(記憶痕跡) 1987/日本/カラー/12分
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7/6土17:00 7/20土17:00
田園に死す
1974/人力飛行機舎=ATG(日本)/カラー/101分/35ミリ
監督:寺山修司
出演:八千草薫 高野浩幸
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青森県、恐山の麓の村。少年は父親を早くに亡くし、母親と二人暮らし。少年は隣の家に嫁いできた少女に憧れる。また少年の楽しみは恐山のいたこに父親を呼びだしてもらうことだった。寺山修司の歌集『田園に死す』の短歌を元に、寺山自身が書き下ろしたオリジナル作品。寺山修司の自伝的色彩の濃い作品となっている。随所に詩歌が挿入され、寺山監督らしい独特の映像美が堪能できる。
7/13土17:00 7/27土17:00
柳川堀割物語
1987/二馬力(日本)/カラー/167分/16ミリ
監督:高畑勲
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福岡県柳川市。1984年にドブ河と化した水路を埋め立て駐車場にする都市計画ができる。ところが柳川市の係長は水路を浄化して人々の生活に役立てることを提案し、柳川の水路はよみがえる。「かぐや姫の物語」などで知られるアニメーション映画の巨匠・高畑勲による唯一の実写映画であり、ドキュメンタリー作品である。製作は宮崎駿。柳川の水路の歴史や、水路が人々とどう関わっているかを詳細に記録した。
8/3土17:00 8/17土17:00 手塚治虫集
(5作品/計104分/35ミリフィルム上映)
ある街角の物語
1962/虫プロダクション/39分/カラー
製作・構成:手塚治虫
漫画家・手塚治虫が設立した虫プロダクションの記念すべき第一作。街角に張られた沢山のポスターの中のバイオリン弾きの青年と、ピアノ弾きの少女の恋を中心に進むセリフなし(音楽のみ)作品。 |
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展覧会の絵
1966/虫プロダクション/32分/カラー
総監督:手塚治虫
ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」にアニメーションを付けた作品。演奏は東京交響楽団。様々なテーマでイマジネーション溢れる映像が展開する。
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JUMPING
1984/手塚プロダクション/6分/カラー
監督・脚本:手塚治虫
少年がスキップしながら通りを歩いている。車に衝突しそうになりジャンプをする。ジャンプを続けるうちにどんどん大きくなり、町を飛び越え、森を越え、都市を越え、国を超え、海を越えて、どんどん遠くへジャンプして行く。
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おんぼろフィルム
1985/手塚プロダクション/6分/カラー
監督・演出:手塚治虫
第1回広島国際アニメーション映画祭グランプリ受賞の短編作品。手塚治虫の実験アニメーションの代表作で、全編にギャグを散りばめた、サイレント連続活劇へのオマージュ的作品。 |
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森の伝説
1987/手塚プロダクション/29分/カラー
監督・原案・構成:手塚治虫
チャイコフスキーの「交響楽第4番」の調べにのり、生命の尊さと自然破壊への警鐘を描くアニメーション。アニメ創世記からテレビ・アニメに至るアニメーションの歴史を振り返る意欲作。 |
8/10土17:00 8/24土17:00
眠り姫
2007/日本(Charm Point)/80分/カラー/デジタル
監督:七里圭
声:つぐみ 西島秀俊 山本浩司
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ほとんどの人の姿が映らない空っぽの風景にさざめく、濃密な人の気配と声。静かに狂気を孕んでいく男女の日常が、美しい朝焼けや薄明の光景とともに、声や物音だけでつづられていく。山本直樹原作の同名漫画は、幻聴を主題にした内田百閒の『山高帽子』を下敷きにしている。2007年の初公開から毎年アンコール上映が繰り返されているほど、熱狂的なファンを持つカルト映画。
上映スケジュール
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